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ご報告


2020年12月1日、持ち回りの役員会(議長、副議長、事務局長)を行い、本年度(2020年12月)をもって、「日本ゴルフ改革会議」(JGC)は解散する運びとなりました。まずは、会員のみなさまにご報告申し上げます。

2014年6月、提言型の非営利活動法人として誕生したJGCは、政府・文部科学省、東京都、IOC、さらにゴルフ17団体(当時)に対して、数々のアジェンダを提言し、日本のゴルフ界に改革の新風を送り続けてきました。

JGCの活発な活動によって、下記のように、長年の業界の懸案が一気に動き出したことはゴルフ界全体にとって喜ばしいことでした。

ゴルフ税改正(当初案は撤廃も)
国家公務員倫理規程の撤廃
中教審への提言、およびゴルフ教育の普及
簡易なゴルフ(服装、時間などの変更)
広域避難地域としての利用
ナイターゴルフの普及
オリンピック会場の変更(若洲ゴルフリンクス)
男女差別の撤廃(IOCバッハ会長への提言)
テレビ放映権問題(広告代理店)

 一方で、ここ数年はアジェンダが出し尽くされた感もあり、JGCが先陣を切った議論も成熟を見せることで、問題提起機関としての一定の役割は果たしたのではないかという声も多くなってきました。

こうした現状を鑑みて、この際、JGCは一度解散し、各人がそれぞれの改革の道を歩む方が健全ではないかという判断に至りました。

コロナの影響で、ゴルフ人口は近年ないほど増えています。ゴルフ界はピンチでもあり、チャンスでもあります。JGCは閉じますが、会員のみなさまにおかれましては、今後とも日本のゴルフ界の発展のために活動されることを僭越ながら心よりお祈り申し上げます。

最後になりましたが、改革を支えてくださったすべての会員のみなさまと、議長団として先頭に立っていただいた大宅映子議長、諸星副議長、蟹瀬誠一副議長、玉木正之副議長に心より御礼を申しあげます。また、皆様の健康と、いつまでもゴルフの楽しみを享受できるような平和で健全な世の中が続くことを切に願います。

長い間、ありがとうございました。



2020年12月15日

日本ゴルフ改革会議事務局

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